【モデル八ウス・モデルルームの見方】

建売住宅とマンションとでは、かなり違ってきます。建売住宅では、実際に分譲する住宅の一部をモデルハウスとして公開するので、実物とモデルハウスとが大きく異なるという不安はまずありません。一方、マンションでは、現場の一隅に仮設モデルルームをつくる場合と、工事中の建物の一部をモデルルームとして(これを躯体内モデルという)公開する場合とがあります。出来上りのイメージをより正確に理解するには、躯体内モデルのほうが望ましいのですが、工事の段取りその他の事情で、仮設で済ますケースが少なくありません。マンションは、一棟の中に数タイプから一○タイプ以上の住戸がつくられ、それぞれ間取りなどが違ってきます。モデルルームとして公開されるのは、そのうち一~二タイプというケースが多く、間取りなど業者がもっとも自信を持っているタイプをモデルルームにするのが普通です(建売りも同様)。したがって、自分が買いたいタイプがモデルルームにない場合も多いのですが、モデルルームを見ることで、仕上げや設備機器、デザインなどおおよその見当をつけることができますから、やはり見ておく必要があります。よく、モデルルームの家具調度品に目を奪われず、裸の住戸を見るように心がけろといわれますが、これはストレートに受け入れられません。マンションがその典型例ですが、モデルルームをつくるときはインテリアデザイナーなどの専門家を起用することが多くなりました。